『そして安倍晋三は終わった』を書くにあたり、引用・参考にした文献・資料を紹介するコーナーのvol.7です。

vol.6までは以下からごらんください。

vol.1
vol.2
vol.3
vol.4
vol.5
vol.6

 

儒教は人食い教である。

『なぜ食べ続けてきたのか!?「食人文化」で読み解く中国人の正体』の黄文雄は、『呪われた中国人』でこうも書いている。

 

 中国では、清朝末期まで、ということは二十世紀まで、人肉が市場で売られていた。「食人」こそ、中国四千年の歴史を貫く伝統文化である。食人文化こそ、中国の伝統文化を理解するカギなのだ。
 しかし、日本の漢学者たちは、それを無視して、もっっぱら「仁義道徳」だけを説いた。彼らは、書物に書かれた聖賢の教えと、食人の習俗が両立していることを理解できなかったのかもしれない。それとも、聖賢の教えをメシのタネとした漢学者たちは、中国の食人文化には目をつぶるほうが得策、と考えただけかもしれない。
 だが、そのために、日本人は中国の伝統文化を理解できず、中国を「聖賢の国」と誤解してしまった。中国の書籍で、「仁義道徳」が強調されるのは、現実の中国には、「仁義道徳が欠如していたからである。文化大革命のときから今日まで、「雷鋒に学べ」運動が繰り返し展開されるのは、雷鋒――現実の雷鋒がどんな人物かわからないが――のような高潔の士がいないからだ。
 中国の食人文化を知らずして、中国を理解することは不可能なのである。人民を虫ケラのように見なす皇帝専制政治は、食人文化の上に成立したのだ。中国の支配者は、秦の始皇帝から毛沢東まで、すべて実質的な専制皇帝であった。現在(筆者註:1990年当時)の鄧小平も同じである。
(中略)
 繰り返すが、中国の伝統文化を理解するカギは、食人文化なのであって、避けて通れない要因と言っても過言ではなかろう。
 おそらく、そのことをもっともよく理解しているのは、五十一年間、植民地として日本人に支配され、その後、四十年間、中国人に支配されてきた台湾人であろう。

 

その台湾では2019年12月31日、「反浸透法」が成立した。

反浸透法案は、蔡英文総統率いる中国懐疑派の政権与党・民主進歩党が同法を推進したもので、「中国の四方八方からの浸透への台湾社会の恐怖」に応え、「台湾の唯一の脅威である中国が、そのシャープパワーと資金を使って台湾の民主的活動を汚染し、操作し、妨害するのを防ぐ」ための法律だ。

「中国の四方八方からの浸透」がどのようなものであるかは、具体的事象を詳しく知らなくとも、「中国の伝統=食人文化」という事実を鑑みれば、「天命を受けた世界の中心」を自称し客観性とモラルを欠いた価値観を押し付け、目的遂行のために野蛮な行為を正当化しているであろうことは想像に難くない。

 

中国共産党は「浸透工作」により台湾の選挙にも介入している。

2019年11月、香港や台湾での工作活動に従事した王立強という男性がオーストラリアに亡命を希望し、スパイ活動に関する情報を政府に提供した。

王立強は、5月頃、中国共産党から台湾民主と人権活動を破壊する活動に従事することを命じられたが、その目的は2020年の台湾総統選挙を操り、台湾の独立主権を失わせるのを助け、中国共産党が中華民国を乗っ取る準備を行うことで、台湾の民主を永遠に失わせることだったという。

王立強は、11月23日放映のオーストラリアのテレビ番組で創新投資社の最高責任者・向心とその妻が中国軍の上級スパイだと暴露し、翌日、台湾は「たまたま」入国していた向夫婦の身柄を拘束した。

この向心は台湾の親中派政党・国民党と近しく、アメリカ軍の情報を他国と共有しているとされ、中国共産党の浸透工作は世界的な民主と人権を侵害するものであるのに、日本ではほとんどまったく報道されていない。

 

日本で中国共産党による浸透工作が報道されないことは、日本で浸透工作が行われていないことを示すものではない。

くり返しになるが、日本の政権与党の自民党はこの20年間、公明党と連立政権を組んでいる。

日本と中国と距離を縮めた「日中国交正常化」を提言したのは公明党の支持母体である創価学会創立者・池田大作で、池田大作は日本に天皇は不要だと説いている。

自民党は韓国の儒教的キリスト教団・統一教会(世界平和統一家庭連合)とも一蓮托生で、自民党が執着する憲法改正は、国民の基本的人権を認めず個より国を尊重するなど極めて儒教色が強い。

儒教的価値基準をよしとし憲法で国民の権利を奪うことを正当化しようとる自民党は、自民党と一蓮托生の創価学会、統一教会同様、その実態は、日本で浸透工作を行う中国共産党の工作員とかわらない。

 

日本の「政権与党」にすでに中国共産党と同じ思想が浸透しているということは、つまり、日本政府は中国共産党同様、目的達成のためには手段を択ばないということだ。

日本政府が目的達成の障害だと判断すれば、無差別殺人や食人を肯定しかねないということだ。

 

■引用・参考文献・資料

黄文雄『呪われた中国人―“中国食人史”の重大な意味』カッパブックス、1990年