2020
03.04

『中国共産党帝国の崩壊 呪われた五千年の末路』と腐敗する中国

文化・歴史

 

中国で、新型コロナウイルス患者への両肺移植手術が行われた。

臓器移植は適合する臓器を見つけるまで数日〜数週間と時間が短いと指摘されている中国では、中国共産党は「良心の囚人」から臓器狩りを行っているといわれ、担当医の中日友好病院肺移植科主任・陳静瑜は、中国臓器ビジネスに関わっている疑いがある人物である。

そして今回も、臓器がわずか1日で提供された。

 

日本の法律や教育は、国民の生活をよくするためではなく国のメンツを保つために作られた

いまだにそのように機能しており、だから学校でも中国の事実を教えない。

もともと情報がすくないうえに、大手メディアが中国の実態を報道しないものだから、上から降ってくる情報を無条件で信じ込む多くの日本人は、中国について途方もなく誤解することになる。

その途方もない誤解は、そのまま誤解しつづけることでただの誤解で終わらず、その人の命や人生さえ脅かすことになる。

しかし疑うことを罪の区別がつかない「従順な羊たち」は、権力者を疑わず、いうことを鵜呑みにすることで大切なものを失い、場合によっては命を落とす。

そして臓器が奪われる。

 

『中国共産党帝国の崩壊 呪われた五千年の末路』には、中国は5000年前から本質的になにも変わっていないと書かれている。

 

 中国に人民が成立しない理由。中華人民共和国に人民不在の理由。それは、断じて中国の広さだけにあるのではない。

また、ある人は論ずる。中華人民共和国に人民不在の理由は、中国の古さにある、と。

中国の古さ。これを指摘した人は、かなりいた。

が、中華人民共和国に人民はいない。

過去から現在にいたる中国問題すべての淵源はここにある。

こう表現した人はいなかった。

中国は古い。それは何を意味するのか。

たとえば、柏楊氏は、中国の古さを「醬缸文化」と呼んだ。

 五千年の伝統文化をつめこんだ中国は、まさしく海のように広く、底なしの沼のように深い≪漬物甕≫ということになる。中国人は、この≪漬物甕≫の悪臭を放つ「醬」の中で、蛆虫となり、あるいはもがき苦しんでいる。

柏楊著『酷い中国人』光文社カッパ・ブックス

 柏楊教授の分析はすぐれたものであるが、とくに左の指摘は重要である。

 外国の思想もひとたび≪漬物甕≫の中に持ち込まれると、似ても似つかぬものに変質してしまう。さっみん主義もマルクス主義も、≪漬物甕≫文化の前にもろくも敗北したのである。

(同右)

 中国は五千年たった今でも本質的には変わっていない。(p.33-34)

中国や韓国がパクリ文化であり、有名ブランドの「カンペキニセモノ」を誇らしげに作ることができる精神は、5000年前から引き継ぐ「漬物甕」の性質によるものだ。

漬物は発酵食品だが、発酵と腐敗は作用する微生物の違いではなく人間に有用か有害かの違いであり、一度腐敗したものをそのままにしておくと、周囲の健全なものまで腐敗させる。

一度腐ったオレンジは存在するだけで周囲をみるみる腐らせるため、一部まだおいしく食べられそうな部分があるように思えても速やかに取り除き処分してしかるべきだ。

 

腐ったオレンジのような中華思想の、源である儒教は食人を肯定しており、古代中国の役人は人肉を要求できるほどの特権があったという。

唐の時代には公設人肉市場が立ち、いまからたった数十年前の文化大革命のときにも食人を行っていた。

武漢発の新型コロナウィルスの感染が世界に広がったことで、中国共産党はもはやふたができないほどの悪臭を世界中に放つことになったが、こうしてようやく中国という巨大な漬物甕が世界から封鎖される番になったのだ。

 

■参考図書

小室直樹『中国共産党帝国の崩壊 呪われた五千年の末路』光文社、1989年

 

柏楊著、張良沢・宗像隆幸翻訳『醜い中国人 なぜ、アメリカ人・日本人に学ばないのか』光文社、1988年

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