2019
08.04

風説の流布とインサイダー取引と有名ワイン2

ワイン考

 

フランス革命以前のルイ14世の時代、ブルゴーニュワインは宮廷御用達になりました。

中世、ワイン用のブドウ畑を持っていたのは修道院や教会でした。教会の儀式や旅人の接待でワインが必要だったためです。

また宿泊施設業が未発達だったため、王侯貴族が旅行をする際は、修道院や教会、司教の元に宿泊することが多かったそうです。

そして、彼らへの接待への満足度が、寄付や土地の寄進などのお礼や見返りに影響したため、聖職者たちは本気でワインづくりに励んだといいます。

本気で励む原動力が王侯貴族からのお礼や見返りだという時点で聖職者とはいえないですが、中世には聖職者がほとんど唯一の知識階級だったそうで、ブドウ栽培やワイン醸造にまつわる知識の収集・伝達も、聖職者同士の連絡網を通じてなされていたといいます。

 

フランス革命で、国が土地を没収しました。

ボルドーでは、没収された土地を貴族が国から買いもどしましたが、ブルゴーニュでは国が畑を細分化し、農家に分け与えました。

フランス革命のときに台頭したのがナポレオン・ボナパルトです。

ナポレオンが制定にふかく関わったのが「ナポレオン法典」で、そこでは均等分割相続はすべての相続人に対し均等に財産を分割することを定めました。

その影響で、ブルゴーニュのブドウ畑は細分化されることになりました。

ある修道士によって拓かれた51ヘクタールの畑は、現在ではおよそ80人もの所有者によって分割所有されているといいます。

なかにはワインにして年間1ケース分ほどのブドウしか作れない小規模生産者もいるといい、これではワイン造りで生計をたてることは不可能です。

 

風説の流布とインサイダー取引と有名ワイン」で、ボルドーワインがいまの地位を得たことにはロスチャイルド家の力がつよく及んでいると書きましたが、そのロスチャイルド家は「25カ条の世界革命行動計画」なるものを忠実に実行しているといわれています。

その中で、庶民に不動産をもたせてはならない旨が書かれてあり、そのための方法も書かれています。

国に没収された土地を農家に分け与えたとはいえ、ブルゴーニュでは相続税が払えずブドウ畑を手放さざるを得ない生産者がいます。

近年は大資本家がブルゴーニュのブドウ畑を持つことを投資にする傾向がつよくなっているといいます。

国に没収された土地は、いったんは農民に分配されたように見えますが、結局は大資本家の手に渡ります。

その大資本家のひとつがロスチャイルド家です。

庶民を家畜とみなす一族です。

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